Gypsophila elegans

今年最後にプレイしたゲームがパソＢＬってどうなんだろう？
とか思いつつ、年内にコンプリしたかったので満足です。
これたぶん…銀エクの元になったファナティカと同じ会社っぽい

うーんと。ゴシックホラーな雰囲気と音楽は個人的にすごく気に入りました。
主人公の拓人もそんなに受け受けしくない…感じ？
男前受けという程ではなかったですが、その辺はまぁご愛嬌。
個人的には煌よりも遼太の方が好きでした。
年下というのはちょっとネックだったのですが…
こう、天真爛漫でかわいいなーとか本当に拓人の事好きなんだろうなー
とかそんな風に思えるのは微笑ましいかと。
いや、なんか進めば進む程あれな感じですけど(苦笑)
変にすれてないというか本当に無邪気でいいです！あたし好きです！
煌については初印象からあんまりよい印象がないとうか…
どうもあたしはああいうタイプがあまり好きではないようです。
煌がヴァンパイアだというのは、拓人が枯れたパスカルの花弁を
見つけた瞬間にぴんときました。
確か吸血鬼は血が手に入らないと、花の蜜を吸って飢えを凌ぐ
みたいなのを聞いたことがあったので…
まぁ、煌の場合は触れると枯れてしまうらしいですけどね。
あと、メインの三人以外に声が当てられないのが惜しい！
せめてヴェロニカとアリスだけでも欲しかったです。

そんなかんだで雰囲気とかはわりと好きだったのですが…
一言でいえばえげつない！！です。
監禁要素から始める時点でいろいろアウト(汗)
始めは「煌ふざけんなー！！！」ぐらいの勢いでした。
遼太ルートは特にその煌の悪役っぷりがすさまじかったです。
バッドエンドもなかなかえげつい…
殺し殺され壊れて壊され…とにかくいろいろ大変です。
設定みたいなのはわりとしっかりしててました。
銀の弾丸を撃ち込んで煌を殺した時のあの満足そうな笑みには
すんげー引っ掛かりを覚えて、絶対になにかあるとは思ってましたが
真相エンドを見るためには遼太のエンドコンプする必要があったので
先に彼のルートを選んでてラッキーでした。

煌ルートは今までのは一体？と思うくらいすんげー切なかったです。
確かに理由があってこんなことしたのはわかる…わかるけど、、、
他に方法は…なかったかもしんないけど、、、
変に拓人の気持ちにシンクロしてしまう部分もあって
あんだけ始めは嫌いだった煌が嫌いじゃなくなるのが不思議でした。
やっとアリスの言ってた言葉の意味がわかったよ…。
煌は救われたかったんだね。そして拓人を守りたかったんだね。
そんな気持ちが伝わってきて泣きそうになりました。
真相エンドもよかったのですが…
あたしはトゥルーエンドの方がすきです。
拓人を想ってあえて手放すのが残酷で切なくて…愛しい気持ちになりました。

総合的にみていいゲームでした。
ストーリも切なくていい感じ♪
スチルのボリュームにも驚きました。
エろシーンも予想以上に多かった気がします。
そして…拓人の喘ぐ台詞の一つ一つが…長いわー！！
始めはちゃんと聞いてたのですが(それもどうかと…)
聞いてるこっちが恥ずかしくてマウス連打ORエンター連打。
楽しめたゲームでしたが、これ…友人に貸す度胸ないよ。
もしも遼太ルートのみしかプレイしないという事態が発生したら
…あたしの人間性が疑われる！！(滝汗)
そして追加ファンディスクも買ってるので引き続きプレイしようと思います…はい。